【食レポ】仙台いも工房 りるぽて「りるぽてと」食べてみた(宮城県仙台市)

食と、東北と、編集長

佐藤仁

POINT

スイートポテト好き必見!

商品に込められた想いやストーリーに注目。

仙台いも工房 りるぽて「りるぽてと」食べてみた

今回ご紹介するのは仙台いも工房 りるぽてさんのりるぽてと。こちらの商品、ただのスイートポテトではありません。今回はこちらの商品に込められた想いやストーリーなどもあわせてご紹介します。

県内のスーパーで購入

今回購入したのは宮城県角田市にあるフレスコキクチさん。たまたまデザート企画?を実施している日買い物に行ったところ、りるぽてとを発見!

りるぽてとがこちら

見た目

美しい黄金色です。内容量は約100g。

価格

今回は税込400円程で購入。

※公式HPには本体価格350円の表記あり。

食べた感想

とても食感なめらかで、ちょうどいい甘さで非常に美味しかったです。それもそのはず。地元のスイートポテト専門店 仙台いも工房 さんからレシピと技術を受け継いだそうです。

さて、それではここからこの商品がただのスイートポテトではない理由を書いていきたいと思います。

すべての始まりは東日本大震災

2011年3月11日の東日本大震災に伴う津波で被災した仙台市若林区の沿岸部に、六郷・七郷という地域があります。震災直後からこちらの地域の復興支援を行っている「ReRoots」というボランティア団体がありまして、こちらの団体は農業を中心に活動されている団体さんなのですが、こちらの団体が行っている「おいもプロジェクト」の中で生まれたのが仙台いも工房りるぽてなのです(詳しくはこちら)。

現在、震災から11年以上の月日が経ちますが、未だ被災地には過疎化、高齢化といった課題が残されています。ReRootsは「ひなびた持続する農村の実現」を掲げ、現在も地域おこし活動を継続されています。震災から11年という長期間を、地域に密着して支えていることは本当にすごいことであり、素晴らしいことだと思います。

さて、そんな活動の一環としてこのりるぽてとが販売されているというわけです。収益はReRootsのプロジェクトに活用されるようですので、食べることが復興を支える形になっています。

東北に住む者として、こういった素敵な活動は全力で応援したと思います。

みんなんでスイートポテトいっぱい食べましょう🍠

ReRootsについてはこちらから

仙台いも工房 りるぽて についてはこちらから

販売者概要

フレスコキクチ 角田店

〒981-1505 宮城県角田市角田大町35−7
TEL 0224610750

※直営店もありますので、こちらの情報も掲載いたします。

仙台いも工房りるぽて

〒984-0831 宮城県仙台市若林区沖野3丁目13−20 佐藤ハイツ
WEB https://reroots.nomaki.jp/rerupote_sendai.html
TEL 0223558225