【食レポ】”ひとしまめ” 収穫しました

食と、東北と、編集長

佐藤仁

POINT

本記事は青森県東通村で生産された”ひとしまめ”という枝豆のレビュー記事となります。

2022年は”ひとしまめ”生産1年目。その出来栄えや味をレビューしました。本記事は来年度につながる記録も兼ねて制作しております。

生育過程はこちらから▼

「ひとしまめ」とは

「ひとしまめ」とは、私が自ら種植えをし、義実家(青森県東通村)で育てている枝豆のことです。

誕生のきっかけ

秋田県出身の私はお酒が大好きなのですが、日頃からよく飲むお酒No.1がビール。

そして、おつまみによくチョイスするのは枝豆なのですが…ある日私は思いました。

仁

自分で育てたつまみを食べながら飲むビール、実はめちゃくちゃ美味しいんじゃね?

この仮説を検証すべく、私は枝豆を作ることに。

名前の由来

今現在、この世の中に「ひとしまめ」などという品種の枝豆は存在しておりません。この名前は私の義母(通称:ママ)がてきとうに命名した名前なのです。しかしながら、「自分の名前がついた食べ物ってなんかいいな…」と思ってしまった私。この名前が気に入り「ひとしまめ」と命名することに決めました。

成長の過程

2022年6月23日、1年目のひとしまめ生産がスタート。私自ら鍬(くわ)を持ち、畑を耕して畝を作るところから始めました。

その後はなんとも順調に成長してくれました(虫に喰われたりはしましたが)。成長の間、私自身は青森県にあるひとしまめ畑にはまったく行くことが出来ず…ママ(義母)に任せきりでした…ママありがとう…。

(ちなみにママは何気なくTwitterやってます)

フォローはこちらから▶︎ https://twitter.com/rabbit7937473

収穫しました

2022年9月11日、1年目のひとしまめが無事に収穫されました!

食べてみました

「あ、豆だ…」というコメントしか出てきませんでしたが、味は薄く、粒も小さく「な、なんとか収穫できた…収穫できたこと自体が嬉しい…」というレベルの品質です。到底他のブランド豆などに比べたらその品質から味から何もかも及びません。しかしながら、私がひとしまめを育てていきたいのには理由があります。

このような取り組みを行う理由

さて、それではなぜこのような取り組みを行っているでしょうか。それにはきちんとした理由があります。これまで、いわゆる「メディア」と呼ばれるものは、誰かに取材を行ってそれを文書や動画などとして世の中に出す…といったことがその役割でした。しかしながら、「食と、東北と、」はたしかにメディアではあるのですが、単なるメディアではなく、あらゆる”食”に積極的に関わりながら情報を伝えられるようなメディアを目指したいと考えています。

その取り組みの1つとして、「農産物のブランド化」というものに1つチャレンジしてみたいと考えています。今は写真や動画で伝えることしかできませんが、いつか皆さんの食卓までこの枝豆を届けることが目標です。

どこまでできるかわかりませんが、「食と、東北と、」の挑戦は続きます。