食と、東北と、編集長
佐藤仁
金華サバをご存知でしょうか？金華サバは非常に希少価値の高いサバであり、このように定義されています。
金華サバは、宮城県石巻市にある金華山沖で漁獲され、石巻港に水揚げされた旬の大型の真サバのことです。読み方は「きんかさば」となります。
真サバのなかから釣り方、大きさ、脂、鮮度などの厳格なブランド基準をクリアしたサバが金華サバです。そのため、金華山沖で漁獲されたものでも、すべてが金華サバと呼ばれるわけではありません。
希少価値の高いブランドのサバであり、認証シールやシリアルナンバーが付いています。基準が厳しいことから、流通量が少なく高価であるため「幻のサバ」とも呼ばれています。
https://delishkitchen.tv/articles/1188
「幻のサバ」そう呼ばれているサバが宮城県石巻市では食べることができるのです…！今回は石巻市の道の駅 上品の郷（じょうぼんのさと）にある金華サバグルメをお届け致します！
石巻市の内陸部に位置する道の駅 上品の郷。なんとこちら、リクルートが発行する旅行情報誌「じゃらん」が実施した、全国道の駅グランプリ2022で全国2位に選ばれるほどの実力派道の駅！店内は産直野菜・果物に加え、さまざまなお土産品が販売されており、見るだけでワクワクする道の駅です！こちらのフードコートにて金華サバの漬け丼を食べることができます。
フードコート内に入っているテナントは「食事処 こばやし」「ダイニング たまり場」の2ヶ所あるのですが、「食事処 こばやし」さんの方で金華サバ漬け丼を注文することができます。
こちらの注文方法についてですが、少し注意が必要です。「ダイニング たまり場」は食券購入による注文となります。入口にある食券機で券を購入すると自動的に厨房に注文が入るシステムなので、券を買って席に座って待っていると番号が呼ばれます。
一方、「食事処 こばやし」は入口にある食券機をスルーし、奥にある専用の注文口から注文します。こちらでお会計を済ませてからブザーを持って注文を待つような形になります。食券機で「金華サバ漬け丼」を探しても見つからないので注意です！
ちなみにフードコート内はこんな感じ。清潔感があっていい感じです♪
見た目
定食形式で、味噌汁、切り干し大根、おしんこ付きでした。胡麻の香がよく、よだれが…。
価格
1,150円（税込）
食べた感想
これが金華サバ…漬けてあるので若干分かりにくくはなっていますが、脂のノリはその光沢から伝わってきます。まずは金華サバだけで一口…ええ、言うまでもなく美味しいです。口に入れた瞬間とろける金華サバ、そして広がる胡麻の風味と漬けタレの味。たまりません。思わずごはんと一緒にかきこんでしまいます。この酢飯の具合がまたいいんですよ…。お腹減りすぎて5分くらいで全部食べちゃいました（笑）
なかなか食べることができない幻のサバ金華サバ。ぜひ石巻にお越しの際はお召し上がりください！
道の駅 上品の郷
〒986-0132 宮城県石巻市小船越二子北下１−１
WEB http://www.joubon.com/home/
TEL 0225623670
