【食×東北美人】石川 優希

「食×東北美人」は東北出身・在住の”美人”たちが東北のおすすめグルメを紹介するという企画です。

Profile

石川優希

生年月日：1997年2月13日

血液型　：B型

出身　　：宮城県

在住　　：宮城県

特技　　：占い、料理

趣味　　：ギター弾き語り、映画鑑賞

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宮城生まれ宮城育ち

私は宮城県仙台市に生まれました。小さい頃は、父親の仕事の関係で転勤が多く、仙台、福島、埼玉と移動して小学3年生の時に再び仙台に戻ってきました。

仙台は私の生まれた場所であり、父と母の実家もあるからか落ち着くというか、自分のホームはやっぱりここかなという感じがします。

自分らしい”表現者”を目指して

ミス・ユニバース・ジャパン宮城大会でグランプリを獲得

私は高校生の頃に「将来は女優になりたい！」と思っていました。高校3年間は芸能事務所に応募書類を出し続けるも、なかなか思うような結果が得られず…。私の人生が動き始めたのは大学生の時でした。

私が大学生の時、とあるモデル事務所に声をかけられたことがきっかけでモデルのレッスンを受けるようになりました。その先生はミス・ユニバース宮城大会で優勝した実績を持つ方でした。先生に「ミス・ユニバースに出場してみないか?」と誘われたことが、今思えば運命を変える出来事でした。当時出場していた大きなオーディションで結果を残せなかったこともあり、不安な気持ちが沢山あったのですが、家族や地元の人たちに支えられて大会にチャレンジすることに決めました。

そして結果はなんとグランプリ獲得。ミス・ユニバース宮城大会で優勝することができました。その後は全国からファイナリストが集まる日本大会に宮城代表として出場し、女優になる夢への大きな一歩を踏み出すことになります。

原点回帰

ミス・ユニバース日本大会を終えてからは、大学に通いながら宮城大会ファイナリストとしてメディア・ファッションショーへ出演したり、次回大会参加者への指導やアドバイス等を行っていました。ただ、大会での経験を通して自分自身の世界観が広がったことで、これからどういう道に進もうかという悩みも抱えていました。そこで私は、一度原点に帰ることに。

私が芸能を志したきっかけの1つに “ニューヨーク・コレクション” の存在があります。これは、アメリカのニューヨークで開催されているファッションショーで、パリ、ミラノ、ロンドンに並ぶ世界4大コレクションの1つとされています。「一度原点に戻ろう。本場のエンターテイメントを見に行こう。」そう思った私はニューヨークへ。

そんな旅路でとある出会いが。現地にお住まいのある方に自分の境遇を話す機会があったのですが、その方のご好意でなんとダンスと歌のレッスンを受ける手配をしていただくことに。海外の方と一緒に踊ったり、歌を披露する機会をいただいたのです。

言葉も何もかも通じないアメリカという地で、音楽が人との関係を繋いでくれる…そんな経験をしました。「日本でも歌をやりたい。ミュージカルもやってみたい。」想定外の収穫が、新たな可能性を広げてくれました。

夢を追いかけ東京へ

その後、夢を追いかけ東京へ。人やモノで溢れる東京での生活は、あまりにも色々なことがありすぎてすべては語りきれません。

スカウトをきっかけに所属した芸能事務所でオーディションを受け続ける日々。仕事をしながら、寝る間を惜しんで毎日先の見えない競争やレッスンを続けていたある日、自分はどうしてここにいるのかと身も心もボロボロになっていることに気づきました。

そんな中、多くの方々との様々な出会いもありました。とあるジャズバーのオーナーとの出会いが思い出として色濃く残っています。上手くいかないこと続きで落ち込んでいる時、たまたま道端で見かけたジャズバーのオーナーさんに声をかけられました。その方は元劇団四季のミュージカル女優をされており、私との共通点もたくさんある方でした。そのジャズバーでは、バンドの演奏があったり、ゆったりとした空間があったり…そんな場所が好きになって通うようになった私は、バンドの人と仲良くなってギターを教わったり、これまであまり触れてこなかったジャズ系の音楽に興味を持つようになります。

この頃から、必ずしも「ミュージカル」「女優」「モデル」というジャンルにとらわれることはないのかな。歌も好きだし何かを表現することもしたいし、好きなように、自分らしい”エンターテイナー”になればいいのかなと思うようになりました。

そんな時、コロナウィルスの蔓延をきっかけに、生まれ育った街宮城県に戻ることになります。