食と、東北と、編集長
佐藤仁
東北の美味しいものまとめ
青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県の6県が集まる東北地方。奥羽山脈を中心に壮大で美しい自然が広がる東北地方には、絶景観光地や温泉街、そして数多くの絶品グルメが存在ます。
今回は、そんな東北地方に隠れたグルメ情報をまとめてみました。
東北に旅行に行きたいと考えている方はもちろん、仕事の関係で東北へ出張に行く方、大切な方への贈り物に悩んでいる方にもおすすめの記事です👉
青森編
青森県には津軽半島と下北半島、および津軽海峡に囲まれた陸奥湾があります。
陸奥湾ではホタテの養殖が盛んに行われていたり、さまざまな魚介類が漁獲されています。
また生うに、海峡サーモン、大間のマグロなど美味しい海鮮がたくさん!まさに海鮮の宝箱と言っても過言ではありません。
青森県に行ったら海鮮は必修科目です👀
👉ここに食べに行こう!
三九鮨 青森県青森市
青森県庁近くにある三九鮨は知る人ぞ知る名店。筋子や生うにがたっぷり入った巻物が有名ですが、その他にも地場産の魚、ちょっと変わった魚を使ったお寿司もあります。
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さつ丸 青森県大間町
”大間のマグロ”で有名な大間町。下北半島の北端にある地だからこそ食べられる最高の味わいがそこにはあります。とろける生の本マグロ、生うにを堪能しちゃいましょう!
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👉現地で探してみよう!
貝焼き味噌で使う貝 青森県津軽地方・下北地方
青森県の津軽・下北地方には大きなホタテの貝殻にお肉や魚を入れて焼く「貝焼き味噌」という家庭料理があります。現地のスーパーでたまに貝殻が売っていたりするので、ぜひスーパーに立ち寄って探してみましょう!
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青森の代名詞と言っていいほど有名なりんご。青森県の津軽地方(西側)が主な生産地となっており、全国でもトップクラスの生産量を誇ります。
青森ではりんごを加工した様々な特産品・名物があるので、お気に入りの一品をさがすのもおもしろいかもしれません。
ちなみにりんごの旬は冬。冬のシーズンはりんごそのものを買って食べてみましょう!種類がたくさんあって悩むかもしれませんが…。
👉お土産にはこれ!
りんごジュース 青森県弘前市・黒石市
こちらの写真にあるJAアオレン、シャイニーのりんごジュースは、青森のりんごジュース業界の中でも王道商品。1度飲むとわかりますが、これを飲んだら他のりんごジュースは飲めません。
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青森県地元では、数の子や刻んだ大根、きゅうり、昆布やスルメなどを醤油漬にした「ねぶた漬け」「味よし」という商品がよく食べられているのですが、これがごはんのお供に最高なので今回ピックアップさせていただきました。
青森県内の量販店等で一般的に取り扱いがあるので、比較的手に入りやすい商品です。
数の子の大きさや味付けなど、製造メーカーや商品によって異なりますので、自分のお気に入りを探すのも1つの楽しみ方です。
👉現地で探してみよう!
秋田編
秋田県のJA大潟村が製造しているパンプキンパイ。
地元では有名な商品で、手土産やちょっとしたおつかいものなどによく利用されます。
一度食べたらやみつきになる、どこか素朴で懐かしいパンプキンパイ。
秋田駅のお土産屋さんでも取り扱いがあるり、秋田のお土産に悩んだらこれ!と断言できるくらいおすすめです。
👉お土産にはこれ!
大潟村のパンプキンパイ 秋田県大潟村
秋田県民にとっては昔ながらの味わいで、素朴でどこか懐かしく、一度食べたらまた食べたくなります。価格も比較的リーズナブルなので、ちょっとしたお土産にも最適です!
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日本酒や納豆で有名な秋田県はまさに発酵の国。そんな秋田県には美味しい味噌もたくさんあります。
「この間秋田県で買った味噌を使ったんだけど、美味しすぎてもうこれしか食べれない…」なんて言う人もいたり。
ぜひ秋田に行ったら味噌にも注目してみてください。
👉お土産にはこれ!
秋田味噌(小玉醸造) 秋田県大仙市
「太平山」「天巧」といった銘柄で知られる日本酒メーカーの小玉醸造さん。実は味噌の製造も行っており、なまはげのイラストが描かれたパッケージの「秋田味噌」は長年秋田県民に愛されている商品です。
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特上つぶみそ(安藤醸造) 秋田県仙北市
安藤醸造さんは、味噌・醤油などの発酵食品で有名な会社。特上つぶみそは、米、大豆、食塩のみで作られた、余計なものを一切使用していないお味噌。
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岩手編
岩手県ではビールの原材料であるホップの生産量が全国トップクラス。
岩手県はビールの原料であるホップの生産量日本一(令和2年)であることをご存じでしょうか。
https://www.pref.iwate.jp/kensei/profile/1000655/1000658.html
- 第1位 岩手県:全国シェア 48.7%
- 第2位 秋田県:全国シェア 26.7%
- 第3位 山形県:全国シェア 17.9%
そんな岩手県にはホップを使った商品や地ビールがたくさんあります。ビール飲み比べ旅も楽しいかも?
👉お土産にはこれ!
岩手県南部に位置する一関・平泉エリアは、もちを食べる昔ながらの文化が根強く残っています。
このもち食文化は、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」の1つとして認定されており、また一関に関しては農林水産省が認定する「食と農の景勝地」にも選ばれています。
種類豊富で彩鮮やか。見た目も楽しい食文化です。
👉ここに食べに行こう!
世嬉の一酒造 岩手県一関市
「世嬉の一酒造」さんは酒造メーカーであるのと同時に、その敷地内にレストランも併設されており、もちのお膳をいただくこともできます。
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山形編
山形県、実は焼き芋激戦区。各地に焼き芋屋さんがあるのですが、特に山形市山形駅近辺エリアは専門店がいくつも並ぶ激戦エリア。
激戦エリアだけあって、そのクオリティは非常に高いです。
焼き芋だけど、焼き芋じゃない、まるでスイートポテトを食べているかのような感覚に陥ります。
👉ここに食べに行こう!
山形県のスイカの生産量は日本でトップクラスを誇ります。
シーズンになると、道路の脇にはあちらこちらにスイカ直売所。
各地でブランド化が進み、非常に甘くて美味しいスイカを味わうことができます。
👉お土産にはこれ!
山形県には漬物メーカーが数多く存在します。
これは新鮮な野菜が手に入らない冬にも野菜を食べられるように、保存がきくよう加工していた文化から由来すると言われています。
そう、山形は漬物大国であり、美味しい漬物がたくさんあるのです。
道の駅やお土産屋さんをゆっくりみていると、普段は見かけないレア漬物も見つかるかも…?
👉お土産にはこれ!
宮城編
実は、宮城県は養殖銀鮭の主要な産地。
日本国内で流通している銀鮭はほぼ養殖物であり、なんとその90%は宮城県で生産されています。
綺麗なオレンジ色、そして脂ののったとろける銀鮭は、一度食べると忘れられない味わいです。
👉ここに食べに行こう!
宮城ゴチ酒場 銀結び 宮城県県仙台市
全国的にも珍しい銀鮭の専門店。「銀鮭だけでこんなに!?」と言わんばかりの、数え切れないほどのメニュー数に驚かされます。
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宮城県南部に位置する川崎町でたけし豚という豚が育てられています。
佐藤剛さん(「たけし豚」の名前の由来はご本人のお名前でしょうか…)という凄腕シェフが、自ら川崎町で豚を育て、自らの手で料理するという素晴らしい取り組みをされています。
私の知る範囲では現地でしか食べることができない非常に貴重な食材です。
あまりにも美味しすぎるため、レア食材ですが今回ピックアップさせていただきました。
👉ここに食べに行こう!
farmer’s table mano 宮城県県川崎町
自然豊かな川崎町には、最高の食材がたくさん眠っています。たけし豚もその1つ。一度川崎町にぜひ遊びに行ってみましょう!
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宮城県沿岸部で生産される海苔(のり)は非常に品質が高いことで有名です。
仙台市と石巻市の中間に位置する東松島市では、皇室へ献上する製品を作っている地域もあります。
定番の焼き海苔はもちろん、現在はさまざまな加工品が製造・販売されているので、ぜひ一度購入してみましょう!
👉お土産にはこれ!
福島編
よつわりパンは福島県南相馬市のソウルフード。
昔から地元の学校給食用のパンを提供している原町製パンさんが作るこのパンは、地元の人たちにとって懐かしの味。
現地の道の駅などで購入できるので、ぜひ一度食べてほしい商品です。
👉ここに食べに行こう!
福島県浪江町発祥のなみえ焼きそば。
食べ応え抜群の太麺と濃厚ソースはクセになる味わい。
福島県内の飲食店で食べられるのはもちろん、お土産用の商品もあるので自宅でも楽しむことができます。
👉ここに食べに行こう!