【食レポ】気仙沼だからこそ食べれる魚がそこにはある(宮城県気仙沼市)

食と、東北と、編集長

佐藤仁

POINT

刺身やお魚好きの方必見!

気仙沼の現地だからこそ手に入れられる最高鮮度の魚!

気仙沼だからこそ食べれる魚がそこにはある

カツオやフカヒレの産地として全国的に有名な気仙沼。たまに波が来るのですが、「どうしても魚が食べたい!」という衝動を抑えきれず、今回は気仙沼まで車を走らせました。

気仙沼お魚いちばへ

今回伺ったのは、気仙沼お魚いちば。徒歩圏内に気仙沼漁港があるという、非常に海に・魚に近しいお店です。近くに「シャークミュージアム」「氷の水族館」などの観光施設もありますので、家族で遊びに行っても楽しむことができますね!ちなみに私、氷の水族館にも行きたかったのですが、月に2回しかない休館日にたまたま当たりまして…行けませんでした…。

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「モーカの星」「メカジキ」「どんこ」購入したのは3品

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今回購入したのは下記の3品。

  • モーカの星(刺身用)
  • 生メカジキ(刺身用)
  • 生どんこ(刺身用)

それと大好きな日本酒(水鳥記・愛山)です。日本酒愛についてはまた別の機会に語るとしましょう。

さて、上記3品はあまり耳にする機会が少ないかもしれません。それはそのはず。この3品はスーパーなどでは取り扱いのないレア商品です。一体どのくらいレアなのかを、スーパーマーケットで鮮魚の仕事もしている私が、味の感想も含めて下記にレポします。

モーカの星

モーカの星は「モウカザメ」というサメの心臓の名前です。鮮度劣化が早いのか、一般的な量販店や百貨店ではまず見かけません。仙台市内でも高級料理店や、魚に強い居酒屋さんなどでたまに見かけたりしますが、探し求めなければなかなか出会うことができない貴重なものです。今回は10切ほど入ったパックを800円ほどで購入。見た目と味は馬刺しに近く、塩と胡麻油で食べるのがおすすめ。上品な味でした。

生メカジキ

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メカジキ自体はスーパーなどでも売っているのでそこまでレアではないのですが、今回注目したいことが「生」であること。生・刺身用のメカジキは気仙沼現地だからこそ食べられる味なのではないでしょうか。美しい薄ピンク色で、ほんのり脂がのって光り輝いている生メカジキに惹かれて購入。サクで850円(本体価格)と非常にお買い得でした。思わず綺麗に盛り付けてインスタに投稿しました。舌でその脂を感じながらも、くどさを感じないちょうどいい脂ののりが最高でした。

ドンコ

ドンコは正式名称「エゾイソアイナメ」という魚。見た目は深海魚みたいでちょっとグロテスク(泳ぎ方はかわいい)ですが、味は抜群に旨いです。スーパーなどでも見かけますが、鮮度劣化がかなり早いため、釣りで手に入れた時くらいしか生で食べることはできません。そのドンコが肝付きで350円(本体価格)、これはお得。生姜とネギと合わせてたたきにしましたが、肝の濃厚さ、身のぶりぶりさがもうたまりませんでした。お酒が進む逸品でした。

以上3品、現地で美味しい旬の魚を購入できるというのも、東北の魅力の1つだと思います。

※価格は時価なので、その時その時で変化します。生の魚ですので、ご了承ください。

販売店概要

気仙沼お魚いちば

〒988-0021 宮城県気仙沼市港町2−13
WEB https://osakana-ichiba.net/
TEL 0226296233