食と、東北と、とは

概要

「食と、東北と、」は、食・東北の魅力をお届けする情報発信メディアです。

目的

「食と、東北と、」は、東北の魅力に気付くきっかけを作り、東北の地方創生に貢献することを目的としています。

活動方針

「食と、東北と、」は下記の方針に従って活動を行います。

1. 地域財産の発掘

地域に既に存在する財産を発掘し、積極的に発信することで、地産地消の促進、食文化の保全などに貢献し、また地域住民や出身者が郷土愛や誇りに気付くきっかけをつくります。

2. 新しい価値の提案

発信活動を通じて食の新たな価値を提案し、東北に新たな風を吹き込むとともに、未来につながる活動を行います。

想い

どこかあたたかくて優しい、東北の食。

みなさんは食べ物を口にしたとき、どんなことを感じるでしょうか?
「美味しい」「まずい」「しょっぱい」「甘い」「硬い」
視・聴・嗅・味・触の五感によって、様々なことを感じているはずです。
しかしこれ以外に、こんなことを感じたことはないでしょうか。

「なんか優しい。懐かしい。」

これは、五感ではなく、第六感的な話です。

実家に帰った時にお母さんが作ってくれる懐かしのハンバーグ
おばあちゃんが昔からよく作ってくれる煮物
家族みんなで食卓に集まって食べる夕飯

仕事の合間に、1人車の中で食べるコンビニごはんとは何か違いますよね。

ここでは正しい、正しくないの話をしている訳ではありません。
そういうの、なんかいいよね、って話です。
私は、東北にはこういうのがたくさん存在すると思っています。

これこそが、食と、東北と、を通して、一番伝えたいことです。

東北には「どこかあたたかくて優しい」がいっぱいあります。

人の想いが込められた、あたたかくて、優しくて、素敵な食がたくさんあります。

銀座の高級レストランにはかなわないかもしれません。
一流ホテルの腕利き料理人にはかなわないかもしれません。

でも私は、最もごはんが美味しくなる魔法のスパイスは、これだと思います。

そして、このことは現代の世の中に、きっと必要なこと。
モノで溢れ、便利になった社会。
AIに仕事を任せ、人が必要なくなってきている社会。
家族で集まって一緒に食事を摂ることが少なくなっている社会。

こういった社会で、人々は何か大切なことを忘れている気がします。

だからこそ、私は伝えたい。

「どこかあたたかくて優しい」そんな感覚を。

食と、東北と、という名称には、「食と、東北と、さらにそこに存在する大切なことに気付いてほしい」という想いが込められています。

また、あえて読点でタイトルを終えることで、東北の未来は無限の可能性に満ちているということも表しています。

そんな想いが、もっともっとたくさんの人の心に届きますように。

そのための「発信」だと私は思います。

食と、東北と、編集長

佐藤仁