【食レポ】北限のとらふぐを食べてみた(秋田県秋田市)

食と、東北と、編集長

佐藤仁

POINT

魚好き必見!

実は秋田はふぐの名産地。寒い環境で育ち引き締まった身のコリコリ感がたまらない!

北限のとらふぐを食べてみた

ふぐといえば、どこで獲れるイメージがあるでしょうか?おそらく、山口県下関市や九州をイメージする方が多いのではないでしょうか…。

しかしながら、なんとこの東北地方にもふぐの名産地が。それが、東北地方日本海側に位置する秋田県です。秋田県の天然とらふぐ水揚げ量は東日本トップクラスであり、実は隠れた名産地。秋田県の男鹿半島沖に産卵場があり、これは国内とらふぐ産卵地の最北限となっており、「北限のとらふぐ」としてブランド化が進められています。

秋田市内の飲食店にて!

北限のとらふぐの旬は、6月~7月、9月~10月の年2回。シーズンになると、秋田市内の飲食店でいただける場合が多いです。今回北限のとらふぐをいただいたのは、秋田市内にあるタカラヤさんという飲食店。

実は私、こちらのお店の常連でして、店主の方に無理を言って「どうしても北限のとらふぐが食べたい…」とお願いしてしまいました。日常的に置いている商品ではありませんので、食べたい方は事前にお店の方へご相談ください。

ちなみに土崎という秋田市の港町にある飲食店では、毎年6月と10月に「土崎みなと ふく祭り」というイベントを開催し、北限のとらふぐをたくさんの方に食べてもらおう!という取り組みを行っております。こちらの地域にある飲食店でも食べることができそうです!

北限のとらふぐがこれだ!

ふぐ刺

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寒い地域で育ったふぐだからか、身が超コリッコリでした。また食べたくなる、たまらない食感です。

ひれ酒

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もう言葉は要りませんね…美味しすぎて…ね…。

ふぐ皮ポン酢

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ふぐの皮をポン酢で和えた逸品料理。皮もまたコリッコリで最高でした。酒のつまみにぴったりです。

ふぐちり

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ふぐの優しい出汁とふっくらした身がもうたまらん。食べると幸せになる食べ物とはこのことです。

秋田でふぐが食べられること自体あまり知られていないかもしれませんが、これは食べる価値ありな食材です。ぜひ一度秋田でふぐを!

店舗概要

タカラヤ

〒010-0951 秋田県秋田市山王1丁目6−7
WEB http://aki-ichi.com/takaraya/
TEL 0188380646