食と、東北と、編集長
佐藤仁

福島のソウルフードの1つに凍天(しみてん)というものがあります。
凍天の製造元である凍天処 木乃幡(株式会社キノシタコーポレーション)さんの公式ホームページで、凍天はこのように定義されています。
氷点下の屋外で寒風にさらし、凍らせ
https://shimiten.jp/about.html
ゆっくり自然乾燥させて作る福島の伝統的な保存食“凍餅”。
独特の食感と風味が他にはない味わいです。
この凍餅をドーナツ生地で包み込んで揚げた
洋菓子と和菓子を合わせた福島発祥のお菓子です。
凍天はドーナツ生地でよもぎ餅を包んだ、まさに和と洋が合わさったお菓子です。
今回はこちらの商品をレポしていきます!
福島駅直結で「福島駅西口パワーシティ ピボット」という施設が入っているのですが、その入り口付近に店舗があります。

お店ではプロの方が凍天を揚げていました。このライブ感にまた食欲をそそられます…。

見た目
こんがりとしたキツネ色が美しい凍天。写真撮影のために手に持っていましたが、揚げたてでとても熱かったです…(笑)きっとこの熱さがおいしさの秘訣ですね。

中身はこんな感じ。よもぎ餅がぎっしりです。

価格

こちらのお店には凍天、あんこ凍天(凍天にあんこが加わったもの)、ぷち天の3種類が販売されていました。
今回はオーソドックスな凍天を注文。1個220円(税込)でした。
食べた感想
まずは生地を一口。
サクサク感がたまりません。揚げたてだからこそ楽しめる食感です。ちなみに生地自体にも味がついており、ほんのりとした甘みが口の中に広がります。
そして中のよもぎ餅。
とろけます。とにかくとろけます。温かいよもぎ餅はしっとり食感がたまらなく美味しい。そしてフワッと広がるよもぎの香りが最高です。
ぜひ一度食べてみてください!
木乃幡食品館ピボット店
〒960-8031 福島県福島市栄町1丁目1
WEB https://shimiten.jp/
TEL 0245737400