食と、東北と、編集長
佐藤仁
福島県南会津郡下郷町にある大内宿（おおうちじゅく）。
大内宿とは
福島県南会津にある【大内宿】は、江戸時代に会津若松市と日光今市を結ぶ重要な道の宿場町として栄えました。
現在も江戸時代の面影そのままに茅葺屋根の民家が街道沿いに建ち並び、この景観を引き継ぐために店舗兼住居として生活しています。
https://ouchi-juku.com
現在は会津の観光地として確立されている大内宿。
目を開けると、江戸時代が目の前にやってきたような非日常的な景色。
目を閉じると周囲からはカエルの鳴き声。
一歩、そしてもう一歩足を進めるたびに、日常から遠ざかっている感覚を得ます。
タイムスリップしているように感じるこの場所は、気分転換には最高の場所です。
さて、今回はこちらにおもしろい名物料理があるのでご紹介します。
その前に…駐車場についてですが、大内宿入り口前に広い駐車場があるため、「混みすぎて停められない」ことは基本的にはないかと思います（GWや学生の長期休業時は注意ですが…）。
駐車場に入る際に、案内をしている方に500円を渡してから入る形になりますので、事前に500円を準備しておくとスムーズに進みます。
さて、それでは改めて。
今回伺った場所は「そば処 こめや」さん。
大内宿には、名物のねぎそばという食べ物があるのですが、もちろんそちらがお目当て。
こめやさん以外にも、ねぎそばを食べられる場所は何ヵ所かありますが、こちらのお店は
- 店頭で販売されているイワナの香りがたまらない
- 天気が良ければ縁側でそばを食べられる
- 囲炉裏があり、店内の雰囲気が最高
など、”The 大内宿”を感じられるお店ですので、ぜひ行っていただきたい場所でございます。
奥に進むと…
こちらが入り口となります。混雑時は紙に名前を記載して待ちましょう！
店内はこんな感じ。木製の建物と和風な感じが最高です。
タイミング良ければ、こちらの縁側席で食事を楽しむこともできます。
メニュー
ねぎそば（冷たい）
ねぎそば（温かい）
食べ方
ねぎでそばを持ち上げて食べます。結構難しいです（笑）
できない場合は、机に備え付けのはしもあるのでご安心を。
また、薬味が欲しくなったらネギをかじりながら食べすすめます。
食べた感想
まず、ねぎが圧倒的に美味しいです。そのままかじりついて、むしゃむしゃ食べても全然辛くありません。
やはり1本ままのねぎを食べているからか、その風味や旨味がダイレクトで伝わってきます。
ねぎ好きにはたまりません。
そして、そばが美味しいこと美味しいこと。
冷・温ともにしっかりとしたコシと食感。そしてすすった時の喉越しがたまりませんでした。
ねぎは苦手だけど蕎麦は好き…という方もしっかり楽しめるおいしさでした。
ぜひ今年は会津観光に！そして大内宿でねぎそばを食べましょう！
そば処 こめや
〒969-5207 福島県南会津郡下郷町大内山本１６−３
TEL 0241682926
WEB http://komeyasoba.com/
